2010年04月04日

オソロシドコロについて その3

豆酘(つつ)には悲しい伝説もあります。

天皇の釆女(うねめ)に選ばれた鶴王御前の話。

本来ならとても栄誉なことなのに

鶴王御前には年老いた母がいたんだそうです。

豆酘(つつ)のために上京しなければならない。

かといって

年老いた母を一人残して上京することが出来ない。

自害の道を取るしかなかった鶴王御前の石碑(美女塚)が豆酘(つつ)にあります。

その美女塚伝説の伝わる豆酘(つつ)を美女村と呼ぶのだそうです。


美女塚山荘


対馬の信仰と説話の研究
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posted by ななまる at 15:32| Comment(23) | オソロシドコロ 美女村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オソロシドコロについて その2

アンビリバボーで紹介されていたのは


八丁角、裏八丁角、多久頭魂(たくずだま)神社の3つ。



八丁角=天童(天道)法師の墓所がある場所。
    龍良山南面・浅藻の八丁角にあるんだそうです。


裏八丁角=天童(天道)法師の母親の墓所。
     龍良山北面の山中にあります。裏八丁角と呼ばれています。

   
   この2ヶ所は特に強いタブーの地なんだそうです。
   立ち入り禁止?

     ゆえに

   オソロシドコロ と呼ばれています


龍良山のふもとに、内院・浅藻・豆酘などの集落があります。
豆酘に多久頭魂(たくずだま)神社があります。


つまり


龍良山自体が天道信仰の聖地なんですね。


う〜ん、実に神秘的ですねぇ。


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以下のサイトに詳しい記述があります。


対馬天童信仰
多久頭魂神社
天神多久頭魂神社
玄松子の記憶
posted by ななまる at 14:26| Comment(0) | オソロシドコロ 意味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オソロシドコロについて その1

オソロシドコロはかなりミステリーなスポットですねぇ。

いわれをまとめてみると

そもそもの起こりは
対馬南部の豆酘郡内院村(つつぐんないいんむらと読みます)に
超能力者が生まれたことから始まっているようですね。
西暦673のことだそうです。

その母親は高貴な身分の女性でしたが
何故かボロ船に乗って対馬に漂着したとのこと。
太陽との間に出来た子供が天童(天道?)法師と名づけられました。

太陽との間の子って、太陽が父親ってこと!? 

天童(天道?)法師には嵐をまとって空を飛ぶことができるという
凄い超能力があったそうな。

スゴっ!

そして、京にのぼり、
文武天皇の病を治し、「宝野上人」の菩薩号を賜ったそうです。


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対馬の伝説は興味深い。。。

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posted by ななまる at 12:32| Comment(0) | オソロシドコロ 天道法師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする